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時代が教えてくれる

 木下順二氏の逝去の報は新聞の一面で報じられた。劇作家がそういう形で報じられることは演劇の端っこにいるぼくとしても嬉しい。学校で習う文学史では戯曲は「ついで」でしかないから。

 劇作家の訃報、あるいは受賞とかの報道。そういう時に、その作家の作品を読むという姿勢はあっていいかもしれない。そこから広がっていくことは少なくない。ある小説を読んでいて、ロルカという名前が出て、本屋に電話してロルカの本をさがしてくれ、と言ったら、詩集が届いて、上下巻で愕然とする値段だったこともあり、慎重に、と、注意はしたいけれど。

 木下順二は井上ひさしが出た時に叩いた。思想がない、と。それに対してひさしは、思想はいらない。とにかく趣向だ、と、応えた。今になれば、趣向も思想であり、つまり、木下の趣向とひさしのそれとの違いでしかなかったのか、とも思う。

 とりあえず読んでやるか、で、いい。とにかく読んでみよう!

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