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司馬遼太郎『坂の上の雲』を読む

 長い。長いけれど、必要な長さであり、日露戦争が手に取るような思いでわかり、面白い。リーダーに求められるものも分かれば、生き方についても多くのヒントがある。

 日露戦争は運で勝っただけだった。戦争の愚かさ、バカバカしさが分かる。それは現在展開されているイラクや幾つかの地域でのことを観る目を養ってくれる。

 兄が陸軍、弟が海軍で活躍した秋山兄弟、それに正岡子規を絡めて描いた大作、力作、傑作。一度読むことを薦める。

 小説というよりは「記録」かもしれない。ただ、準備に5年かけ、執筆に4年3ヶ月かけた「雲」はライブ感覚になっていく。「竜馬」では竜馬ファンになったが、「雲」では秋山兄弟と同時に司馬のファンになった。ここ1週間はあらゆる時間を読むことに費やした。極めて、満足。

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