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鴻上尚史『僕たちの好きだった革命』を読む

 行政改革、教育改革等、「改革」という言葉が新聞紙上で踊る。ただ、それは小手先のことで、本質に迫るだけのものがない。もし本気であるならば、たとえば、英語が話せるようになるには、外国人を英語教員として採用するとか、一ヶ月生徒を外国に送り込むとかしないことには効果はない。それができない。できる範囲の中でしか考えない。今こそ、日本には色々な場所で改革ではなく、革命が求められているように思う。

 ぼくが大学に入った頃は大学紛争がくすぶっていた。学部長室占拠、授業のボイコット、集会、デモが頻繁にあった。あるデモの時、市内を動き回って、戻って来た時、ある教育学部の女の子が「コンタクト落とした!」の一言でみんなの動きが止まった。数年前なら彼女の言葉は届かなかったし、たとえ届いても動きは止まらなかっただろう。みんな地べたを這いずり回ってコンタクトレンズを探した。あの頃はおかしいもにはおかしいと言えたし、それが動きになった時代だった。

 あの頃高校で運動をしていた男子生徒にガス弾が当たり、入院して眠り続けた男子高校生がおじさんになった時に突然目覚め、高校に復学する。そして生徒のための文化祭の運動を始める・・・。

 幼い言い方だが、ゴチャゴチャしている。上演スタッフは大変だろうなと思う。どういう上演になったのか興味がある。それ以上に、50代以上のオジサンが観て、どう反応するかを見てみたいと思う。

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