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浮遊する時代

 母親を殺して、切断した首をバッグに入れ、ネットカフェだかでDVDを観て、タクシーで警察に自首した高校生。赤ちゃんをバイクのヘルメットを入れる所に入れ、パチンコと買い物の後帰れば、死んでいたので袋に入れて捨てた若い親。

 また、とんでもない事件が起きた。

 ヤン・コットは『ハムレット』を論じる中で「芝居は時代をスポンジのように吸収する」と言い、つかこうへいは「芝居が時代におっつかない」と言う。時代が多様になり、芝居も多様になる。舞台に世界をのせることができたのは、今は昔のことなのだろうか。世界の断片だけしかのせることはできないのだろうか。

 ぼくは時代に小さな釣り針のようなものでもいいから時代にひっかけたいと思う。時代を呼吸する舞台にしたい。うちのメンバーは若い。いずれ、彼らがぼくにNOを突きつけるようになれば、もっと面白くなる。「もうアンタ、引退したら」と云うくらいになれば、更に面白い。花も嵐もオジサンも踏み越えて欲しい。ところがどっこいオジサンは、テメーラに越えられてたまるか、と、ますます芝居に染まっていくのだな。

 平凡な日常の中で芝居で冒険をするのは、自由だァ~!

 

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コメント

芝居・イズ・ふりーだむ!事件・イズ・フリーダムなんて、クソくらえと思える世間でありますように。事件・伊豆・フリー(な)ダム!くらい平和だといいのに。

ついに『和楽』。楽しみです。

投稿: キノシタ | 2007年5月18日 (金) 21時34分

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