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芝居を立ち上げる

 紙に書かれた脚本は寝ている。役が割り振られる、と、割り振られた役者は担当する人間を起こし、立たせ、動かせる。ここに芝居作りの醍醐味の一つがある。こう考えるのか、という、相手を知る瞬間。

 一本の脚本を通して、何を考え、何を知るか。多分、それは観客の作業に近いのではないかと思う。観客はかなり開かれているので、何でも見透かしてしまう。何をしたいかだけではなく、そうすることで、それが観客にどう受け止められるのかを考えないと、観客を考えていない舞台になってしまう。

 現在、赤ちゃん状態。ヨチヨチ歩き。仕事は多く、練習回数は少ない。でも、最初から分かっていることだ。ここでそれを言い訳にすることはできない。その厳しさがあるからこそ、いいんだ。

 

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コメント

そのスタンス。そのまなざし。あいかわらずだけど、かわらないでいい姿勢がある。客を考えるのは、自分を考えるのと同じことで、考えないなら自分をカメラで撮って満足していればいい。客は他人だけど、評価は自分に戻ってくる。それは時に、とんでもない反応で予測不能だけど、それも引っ括めて受け入れるからこそ充実するのだろうなと。答えのない予測不能に挑むから面白い。がんばれSWING-BY。

投稿: キノシタユウイチ | 2007年7月 1日 (日) 01時23分

いっぱいいっぱいで、色々言い訳したくもなる。
けれど、観てくれる人のことを考えたら、走るしかないのだ、と思う。
できることは限られている。けれど、走ることをやめない。やめられない。
私もまた、観客なのだ。おもしろいものを観たいのだ。
厳しい。苦しい。
けれど、その道の向こうに何があるか見てみたいのだ。

投稿: たほ | 2007年7月 2日 (月) 23時22分

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