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エリザベス・レアード 『ぼくたちの砦』を読む

 パレスチナの少年が主人公で、イスラエルの攻撃で外出禁止令が出る生活の中での経験と成長。

 パレスチナ問題に全く無知だったことを痛感した。それでインターネットでチョコット調べ、大国の横暴の結果だと知った。

 これは高校生の読書感想文の課題図書。課題図書という呼び方で、まず手が出なくなる。面白くない、面倒臭いという気持ちが前面に出てしまう。読者の気持ちをもう少し考えたらどうだ!と言いたくなる。せっかくの作品が、その呼び方で背を向けられてしまう。(オレ、だけか?)

 こういう現実を若い人は知っていいかもしれない。アメリカに留学だの、ヨーロッパ旅行だので国際人の端くれになったつもりの若い人がいるようだが、外国に行かずに、本を通して様々な国の現実を知るだけでも、国際的な活動なのだ。むしろ、ブランド漁りの奴らよりは遙かに素晴らしい。最後まで読ませる力もある。読んで損はない。さすが課題図書。やっぱ、課題図書は、まずい。思い上がった連中の押し付けとしか響かない。最後の課題図書との接触だ!

 

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