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舞台に立つということ

 舞台に立つ興奮、ときめき、歓びを言葉にするのは難しい。

 ぼくは13,4年ぶりに舞台に立った。面白かった。本当に面白かった。仕事が終わってヨレヨレ状態でも稽古場では元気になった。それが何故かはわからない。わからないでもいい。次の舞台がある、そう考えるだけで元気になる。今回熊本から来た知り合いは前日のメールで「遠足に行くような」とか書いていた。遠足が楽しければ、次の遠足を用意すればいいだけだ。

 芝居の夢は確かにある。夢の芝居をみつける旅が始まったのだろう。

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舞台への反応

 アンケートやメールで様々な感想、意見をいただいた。なるほどと思うものもあれば、意味の分からないものもある。意味の分からないものは、雄叫びみたいにウオーのような言葉の羅列。良かったということかもしれないが、できれば具体的に書いてくれると嬉しい。

 公演が終わって、各自積み残した仕事の処理で次に集まるのは9月半ばになりそうだが、ぼく個人の考えでは5段階評価(通知表でご存知でしょ!あれです)で、2。演技面での演出が行き届いていなかった。欠点、赤点ではなかっただろうと判断しているのだが、今後の課題であり、沢山の課題をもらったから、結果的には良かった、と、思うことにした。甘くないんだな。

 後になって思い出したこと、考えたことがあれば、是非、メールなり、代表へ電話を。厳しい批評こそ愛情だと考えます。

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舞台の時間

 今回は西東と話している中で、観客の時計と舞台の時計が一致する芝居にしようとなった。ところが、開場の時間で役者が出てきたら、みんな遅刻だ。これは問題がある。そういう問題を解決する言葉があります。ここでは言わない。

 使わなかったステージに時計をぶら下げて、明かりを当てて、嫌味なくらい舞台の時間と生活の時間を明示しようとしました。

 そんなつまらないことへのこだわりも要れば、そうでないこともある。

 芝居という虚構は極めて面白い装置だろうと思う。自分でやって、そう思う。

 

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ある好意

 ある時、ある男から受付をしますという連絡。3月まで職場で一緒だった好漢。

 26日も4時過ぎにネクタイをして来た。最後の通しが終わった後で、ちょっと受付までには時間がある。

 そして獅子奮迅の動き。受付が終わると、着替えて、客席に座っていた。

 また、安心院の「彩風波」のメンバーが最後のバラシまで手伝ってくれたこと。家に帰るのは今日と明日の前後。同じような状態の芝居仲間。いつか二本立て公演、合同公演をしたいと思っている。

 様々な形の好意に支えられての公演だった。

 深く感謝します。ありがとう!

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困ったこと

 ぼくは「老いた男」の役だった(演じたとじゃ言えない、か・・・)が、すねて、三人から離れる、と、そこにうちの娘達が座っていた。何ということだ。加えて、娘達のばあちゃんや、娘達の母親の仕事仲間も。

 やたらと『生徒諸君!』を読んだフリや、下を向いていたのは、それがあったのです。ステージでの芝居なら、あんなに近くないから、娘達を見ないようにして、そちらに視線を向けるのはたやすかったのに・・・。

 ただ、別の方向に目を向ければ、ああ、という人たち。最後に流れる留守番メッセージの声の人、かなりお世話になった事務の若い女性、同じ職場、以前同じだった人たち等、そういう人が何故か落ち着きを与えてくれたが、いやはや・・・。

 ただ、四方を観客に囲まれる芝居は結構面白かった。ああいう形で今後芝居を打ち続けるのも面白い。ただ、新人君のためにも、ステージでの上演を一回は経験させておきたいと思うのです。

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舞台の経緯

 代表が突然脱退し、彼の地元での上演の意味がなくなった。それで会場を探したところ、和楽が近い日時での公演が可能だった。しかし、和楽はステージが高い。そこで、じゃあこのフロアの真ん中でやろうということになった。一度はやってみたいスタイルだった。

 一番いい席は多分ステージに置いた席。椅子を並べ終えて座ってみて、そう思った。芝居の全てが見えるのだ。

 アンケートの中で何人かが指摘していたが、ああいう形は役者にはちょっと辛い。しかし、その辛さが面白さでもある。同時に、観客も観られていることになる。向こうの観客の反応が見えるのだ。

 次は照明にもう少し凝った形での上演をしたいので、ステージでの芝居になるが、またいつか試みたい方法である。

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申し訳なかったこと

 大分合同新聞に公演が比較的大きく掲載され、それを読んだある人が、これは観ないといけない、と。

 その人は電話相談をしており、記事の中の「電話相談室」という言葉でその人は大分から佐伯まで来た。

 全く役に立たない芝居。その人がどんな思いを抱いて帰ったのか。ぼくとしては申し訳ない思いで一杯だ。

 これからしばらく、今回の公演についてのあれやこれやを書いていきます。

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公演2日前

 何かを始めると、時間は目的地に向って加速していく。おい、もう明後日だよ、公演は。

 今日は演技の周辺について、あらゆることを話し合い、日曜日の流れを確認した。これだけやっても、何か問題が出てくる。そんな時に、責任者に相談しなくても、各自の判断でできるとは思うが、はて・・・。

 久しぶりの役者で、今までは十分楽しめた。やはり演劇は楽しい。

 演劇しましょ!

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娘が突然に(2)

 もうかなり前になるが、パークプレイスに行った時、下の娘がどこで知ったのか、アビル・ラビンとかいうアルカイダ関係かと思うような名前の歌手のCDを買った。

 いわゆる洋楽に出会ったのは、ぼくは高校時代の深夜放送だった。それが小学校3年。

 娘達がどんどん離れていくような気がする。嬉しい。ぼくは親の面倒を見るとかではなく、好きなことに向って親を忘れるくらいの方がいい。親なんか踏み倒していけばいい。

 さあ、台詞のチェックをするか。

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娘が突然に

 下の娘が昨年突然に中日ファンになった。亀山モデルの前で、ペットボトルで応援グッズをつくり、振り回しながら中日を応援する。放送がないときは翌朝の試合結果に歓声をあげたり、罵ったり。今年上の娘が、多分妹への何かから、巨人ファンになり、毎朝のぼくの仕事は前夜の結果を知らせることになった。

 同じ環境で、同じものを食べながら、二人は全く違うように成長している。

 不思議でならない。

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今週の『水戸黄門』

 悪いバカな奴らは相変わらずだが、最近は家族に軸足がある。つまり、あれこれの「政治悪」が家族の絆を強めるという話。

 『水戸黄門』は家具と同じ。だから、旅先で観ても面白くない。日常の中で確かめるものしかない。

 久しぶりの名高達郎も良かった。小生意気な娘も良い。バカな父親を嫌いながら、「死ぬまでバカだ」と啖呵を切る父親に「かっこいい!」と言わせる。そいう脚本は良い。男が観てることを意識してるのだろう。名高の女房役が朝加真由美もいい。ああいう人が女房だったらという願望がある。

 ただ、気になったことが一つ。印籠ではい解決を締めくくる黄門の高笑いの表情が笑っていなかった。里見さん、具合が悪かったか、取り直しで押してたのか、ナ。

 

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芝居を支えるもの

 稽古場の雰囲気がいい。芝居が立ち上がっていると思う。

 高公演劇の顧問をしている頃に、芝居つくりは仲間つくりだと思うようになった。一つの舞台をつくるために何人かが集まる。集まって、最初に感じるのは、他の仲間とのズレ、そしてそれを率直に言えないもどかしさみたいなもの。思ったことを率直に言える仲間になってきた。遅い? そんなことはない。高校演劇に限定すれば、言えないままで公演を終えてしまうことの方が多い。

 稽古場に入る前に、芝居初体験の若者と話した。もちろん、より良いものをつくるために努力はしなくてはならない。しかし、劇場でぼく達は次の課題をもらうのだ。その課題に無頓着な感性は表現者としては致命的だ。ぼく達はゆるやかに成長すればいい。そう思う。若者は言った、「こういう緊張を味わうことってないから、いいですよね」 その通り。

 来週の今頃どんな気持ちで眠りについているのか。

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公演一週間前

 今日の練習は細部の確認をした。各人のこだわりがあるので、練習が面白かった。

 今回の上演の形は通常とは異なるので、通常の動きとは微妙に異なる。だから極めて面倒だが、その面倒が面白い。ただ、初めての経験なので、少々怖いところもある。

 SWING-BYは、上演した作品は何年かしてもう一度上演する方法を取りたいと考えている。オリジナル脚本であれば、書き直してということもあるし、脚本によっては課題を解決して、解釈が変わって、そういうこともある。

 他人の脚本を使うと上演許可や脚本使用料が必要になる。オリジナルが理想だ。だから、文芸部を作り、メールで作品のやり取りと意見の交換し、作家を育てることを考えている。多様な作品の上演ができることになる。

 高い志を持ち、芝居を続けたい。そのスタートが来週の日曜。様々な思いが怒涛のように押し寄せる。

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公演案内

SWING-BY企画「佐伯発の演劇を!」第1弾

ずれていく人達

「今夜あたりかかってくるかもしれませんよ」「まさか」

「『生徒諸君!』があるじゃないですか」

「お願い切らないで。何も言わなくていいから」

「そんなもんですか、夫婦って」

「ギャクタン?」

「最後の最後で美しい女性も反対に回った」

濃密な時間の中でずれていく人達

オリジナル脚本で描くその顛末

SWING-BY企画、この夏旗揚げ!

日時:8月26日(日)6時半開演

場所:和楽 大研修室

料金:1000円

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佐伯が一番渋滞する夜

 稽古が終わって帰る時、佐伯では経験したことのない渋滞。花火大会があったのだ。稽古の休憩時に、その方向を眺めたら、見えた。ここ10年ほど毎年子どもと行ってたが、今年は・・・少々後ろめたさを感じた。それにしても、こんなに沢山の人が車で来たことを知り、ビックリ。

 26日の公演が終わってからが、ぼくら「SWING-BY」の正式なスタートになるのだろう。一つの舞台を経験したから分かること、言えることがある。ただ、悪い方に転がることはない。ちょっと楽天的じゃないかと思う向きもあるかもしれない。しかし、物事は楽天的に考えるのが一番いい。

 今まで佐伯に幾つかの演劇グループが生まれ、消えた。佐伯に演劇を定着させるには手を変え、品を変え、続けるしかないのだ。続ければ、誰かが出てくる。その誰かを受け止める土壌をつくりたい。少なくとも、ぼくは今の公演に向けての活動が楽しいのだ。この楽しさは、続けたい。

 花火大会ほどではないにしろ、数年後、公演の夜は会場付近が渋滞できるような舞台をつくりたい!

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稽古場の値段

 いつも使っている和楽が、12日は休館日ということで、直前になって探した。

 1時間の使用料50円。電気代(冷房費含む)が50円。夜の使用なので、冷房を使う云々ではなく、明かりを使うので1時間100円。7時から10時までで300円。広さは正方形の教室が長方形になったくらい。激安。3時間、楽しめて、300円。そんなところ今時あるんだな。

 今日は女性の見学者一人。ありがとうございました。

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芝居つくりは追い込み

 明日までの3日間と公演直前の3日間は研修で大分通い。車の中で台詞を口にして憶える作業にはいいが、腰にくる。ただ、知り合いを見つけては芝居の案内とチケットのお願い。大学の時、それまで学生会館でしか上演していなかったが、外のホールで思い切って公演した時は、講義で座る場所を変えては、隣の席に売りつけた勢いはない。若い連中が頑張っているので、ま、いいか。

 重要な小道具がある組織の協力で完成。

 ただ、芝居自体は最後の最後まであがくんだろうな。今日も最年少に色々話しながら、じゃあ自分はと考え続けた。「これでよし」と思った瞬間から芝居は大切なものを失っていくように思う。もっと、もっとを求める気持ちが芝居の生命を育てるのだろう。

 明日も大分。

 

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『ずれていく人達』を演じる人はずれている

 今回の役者は四人。二人芝居以外は偶数の役者での芝居は居心地が悪いのだが、今回は四人。その四人は生い立ちも、生活も何もかも全く不明。その不明な四人が集って、芝居をつくる。これは不思議なことだ。

 以前高校生が来た。しかし、練習は夜。結構舞台栄えするとは思ったが、難しいか・・・。

 みんな仕事があって、住む場所も違う。芝居でそれが出会う。不思議だけれど、魅力的な装置だな。多分、演劇をすることで、日常と違うところにずれる。そのズレで出会う。ぼく達はもっとずれていいんだ。政治もズレてきたじゃないか。

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『ずれていく人達』情報

 8月から脚本を放すということでやっている。ただ、まだ台詞は7割程度しか入っていない。そして脚本を放したことで見えてくる動きがある。しばいで一番面白いのは作り上げていく過程。冷房代をケチっているので、稽古場は暑い。汗が出る。その汗が実に気持ちいい。公演までに解決する問題は沢山ある。しかし、その問題を解決していく過程こそが稽古場で起きる。生易しいことではないだけに、面白い。難しいほど面白いのだ。ん。

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エラリイ・クイーン『Yの悲劇』を読む

 30年ぶりに読む。もちろん、何も憶えていなかった。

 不朽の名作とされているが、ちょっとクビをかしげる。それほどでもないように思う。これぞ!っていうミステリを見つけたい。

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