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芝居を支えるもの

 稽古場の雰囲気がいい。芝居が立ち上がっていると思う。

 高公演劇の顧問をしている頃に、芝居つくりは仲間つくりだと思うようになった。一つの舞台をつくるために何人かが集まる。集まって、最初に感じるのは、他の仲間とのズレ、そしてそれを率直に言えないもどかしさみたいなもの。思ったことを率直に言える仲間になってきた。遅い? そんなことはない。高校演劇に限定すれば、言えないままで公演を終えてしまうことの方が多い。

 稽古場に入る前に、芝居初体験の若者と話した。もちろん、より良いものをつくるために努力はしなくてはならない。しかし、劇場でぼく達は次の課題をもらうのだ。その課題に無頓着な感性は表現者としては致命的だ。ぼく達はゆるやかに成長すればいい。そう思う。若者は言った、「こういう緊張を味わうことってないから、いいですよね」 その通り。

 来週の今頃どんな気持ちで眠りについているのか。

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