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脚本を探す

 現在、ぼく以外のメンバーは次回公演の脚本をさがしている。これは難しい。手に入る脚本は少なく、その少ない中から選ぶのだ。日頃から読んでいないと、脚本は読むのが難しい。これは面白い、と思った作品が候補にはなってもキャストの数で上演できないということもある。こちらの問題が解決しても、作家が上演許可してくれない場合もある。

 ぼく達のグループはオリジナル脚本オンリーではない。ぼくは井上ひさしの『薮原検校』を上演したくて仕方ないのだ。

 ただ、その姿勢ではあるが、ぼくはオリジナル脚本にこだわる立場で発言したい。そういう人間がいた方がいいと思う。

 30年程前、ある会社の求人条件が「血液型Aの者のみ」だった。まだ続いているのかな?

 組織は異質なものをどれだけ抱えることができるかで決まる。極端な話、みんな異質なんだよな。違うから「私」の価値がある。

 個性も考えもクセも違うので、今のメンバーは結構面白い。もっと増えて、もっと雑多になればいいと思う。

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運動会

 日曜日に小学校の運動会。うちの二人の小学生は家で踊りの動きをしている。リレーや、他の競技も気になっているようで、朝「眠れんかった」とかもらすこともある。

 人前に立つ時、面接試験を受ける時、試合に臨む時、あがる、不安、恐い、とかとかとかの状態になる人はいる。極めて健康だと思う。何もないのバカ、鈍感。

 小中高の運動会で一番面白いのは小学校。みんな競技に一所懸命。係生徒もキビキビして心地よい。高校のウダウダは劇的ビフォア・アフターだ。何故だろうね。

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ダール小説の脚色

 小説で完成されたものは難しい。

 安部公房の『砂の女』は映画になったけれど、映画と小説は兄弟みたいなもんだから。

 ただ、幾つかの作品を束ねて、分解、再構成という道はある。

 ダールは面白い。女性は眉をひそめるかもしれないが、男は違うと思うのだが・・・。

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ロアルド・ダールを読む

 一番好きな作家を一人あげるなら、迷わずダール。3年前、サンタさんは忙しくて、何を贈ったらと迷う時間がないので、ダールの本を5冊にした。最初は、友達はゲームなのに、何故うちだけ本なんかなァ、とがっかりしていたが、結局面白いと全部読んでくれた。

 ダールは子ども(孫だったか?)を楽しませるためにかなりの子ども向け作品を書いている。映画になった「チョコレート工場」ものその一つ。

 でも、ダールが面白いのはイギリスのテレビで放映された「予期せぬ出来事」シリーズ。大学の教養の英語でテキストになるくらいなので、英語もわかりやすい。日本語訳では小説家の開高健や詩人の田村隆一のものがある。ダールは男はどこかバカに、女は狡賢く描いていて、女にひどい目にあった時に読むと、すっきりすることがある。ぼくは舞台化できる作品はないかと、今、読み返している。面白い。30年以上前に出会って、以来、時々読み返しているが、何回読んでも面白い。秋の気配が漂ってきました。秋の夜に是非。

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アクセスが少しだけ増えた

 公演後、一日のアクセスが少しだけ増えました。興味を持ってくれた人なのかな?

 ぼく達は現在、脚本を探しています。砂浜から米粒くらいのダイヤを探すくらいに、これはシンドイ。脚本を読むのは、小説よりエネルギーが要ります。はて、メンバーからどんな脚本が出てくるか。

 劇場には全ての人に場所があります。佐伯発の芝居作りに参加して下さい。

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人の声に注意するようになった

 発声へのステップを踏む手段として、呼吸を考えると同時に、人の声や喋り方に注意するようになった。すると結構参考になることがわかった。

 高校演劇の合宿や大会で、生徒の発声練習を何回も見たが、どこかクビをかしげることが多かった。牛喰い絶叫大会じゃないんだから、声がでかければいいというわけでもあるまい。声が出ることと声を出すことの違いがあると思っていたのだ。

 自分の声をさがす作業。そして場面に応じて少しくらいは変化をつけることができれば。それを考える作業はまだ始まったばかりだ。

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呼吸の研究

 次はステージで芝居をしたい。だから、発声を考えるために、まずは呼吸の研究から始めた。

 何かをしながらでも、呼吸を意識する。息を吐く時にちょっとだけ声帯を震わせる。隣の人間が「大丈夫ですか?」と精神状態を気遣ってくれた。アハハ。

 次の舞台までには呼吸と声をきちんと整えられるようにしたい。そのためにはまず自分の身体で科学しなくては。

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去年の今頃は竜馬だった

 職場の若者が司馬の『竜馬』を読み終えた。彼とは竜馬だけで話が続く。坂本竜馬は世界史上稀有な人物だったと、司馬の小説を読むとわかる。竜馬には三人の女がいる。土佐の令嬢、千葉道場の娘、そして結婚した女。司馬の小説を読みながら、時代の動きと同時にその三人の女への竜馬の動きが気になった。ぼくは土佐の令嬢が一番好きだ。そんな話をウダウダ酒を飲みながらしたいと思う。司馬の竜馬を読んでくれ!

 職場の若い彼と、あの頃に生れていたら、と、話す。時代は人を巻き込むんだな。理性を木っ端微塵にして、狂気に走らせることもある。太平洋戦争は狂気そのものだった。人が人として生きることができる世界を構築しないといけない。福田と麻生が日本国のボスの座を争っているが、世界観がないセコさは否めない。そして勝ち馬に乗ろうとするクズみたいな議員。次の選挙ではクズには投票しまいようにしようね。

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役者が欲しい

 兼業演劇集団にとって、役者不足は痛い。5人だとできる芝居はかなり限られてくるが、10人になると大抵の脚本は上演できるようになる。ピーター・シェイファーの『ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン』を上演しようなんて考えない。10人だと可能性は広がる。

 10人までどうにかして集めても、問題は残る。上手下手(かみて、しもて、と読まない。じょうず、へた、と読んでね)は問わないが、仕事のやりくりで、練習が思うように出来ない場合があることで、時にはウダウダの雑談で終わることもある。それはそれで楽しいんだけれど、公演が迫ると、結構きつかったりする。何かをしようと思えば、何かを犠牲にせざるをえない。しかし、仕事は犠牲にできない。

 ただ、そこは覚悟せざるを得ない。宿命だろう。

 大分には面白い役者が沢山いる。何年かに一回は合同公演も面白いと思うのだ。犠牲はかなり求められる。しかし、一つの集団ではできない芝居が、可能になることを考えれば、それくらいはいい。いずれ、幾つかの集団に声をかけたいと思う。ぼくがやりたいのは井上ひさしの『薮原検校』。大学の時役者で、院の時、演出とギターでやったが、今ならもっと面白くできそうな気がしている。

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雅へ、夢の芝居へ

 このブログのタイトルは「芝居の夢、夢の芝居」。一つ舞台を踏めば、芝居の夢は更に広がり、夢の芝居は見えてくる。雅も熟成の頃を迎えている。この時期にこそ、一緒にやりましょう。ぼくは演じられる役に無理があるものが多くなっている。雅の今はかなり広い幅での演技が可能な頃。一番美味しい頃でしょう。美味しい芝居をしましょう。以後はメールで!

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公演後、初会合

 久しぶりにメンバーと再会。公演の反省をし、次回の公演を話し合った。

 来年2月の公演を考えることになった。

 休んでいいことは何もない。休んだところで、結局は何もしないままだ。

 次回の舞台で今後が決まる。とにかく挑むだけだ。

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秋の粒子が満ちてきました

 朝夕が冷えてきて、夜が長くなった。以前は5時に行っていた犬との散歩も30分遅くなった。それでもほのかな明るさで、田んぼの間の道は足元への注意が必要だ。犬には慣れっこの道で、放してやるとピョンピョンと走り回る。その頃の空は毎日違う。雲の色と形とその雲を抱く空の姿は同じということがない。それを毎日見ることができるが嬉しい。短パンにTシャツでは少し寒いくらいだが、1メートルの歩幅で歩くと帰る頃にはうっすらと汗をかいている。

 テレビでは阿久悠の追悼番組をしている。石川さゆり、少し太ったか。昔、12月、函館にロケに行った時、一人青函連絡線に乗り、往復した。歌の通り青森駅はずっぽり雪の中で、「津軽海峡冬景色」をずっと口ずさんでいた。30年ほど昔になる。フェリーには海峡ラーメンってのがあった。さて、今年の冬は温暖化でちょっとだけ寒くないか。そういうことが頭をかすめ始めた。

 

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『天国と地獄』テレビ版リメイクを観る

 黒澤明の『天国と地獄』は面白かった。それがリメイクされて放送された。

 三船敏郎が演じた役を佐藤浩市が演じた。佐藤はいい役者で、彼のすごさはビールのCMで、それをみるととにかくそのビールを飲みたくなるほどだが、佐藤はじめ多くの役者の力量が活かされていない。作品が全体的にコブリになっており、CMもあり、黒澤映画のこだわりが微塵もなく、土曜ワイドと並んでしまった。

 去年、黒澤映画のカラー作品を覗いてほぼ全部観た。『天国と地獄』は黒澤の徹底がはっきり見えた傑作。黒澤を放送すればいいのに、何故リメイクするのか。わからない。リメイクするなら、超えるもの。その意気込みが見えなかった。

 是非、黒澤の『天国と地獄』を。

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健康診断を受ける

 幾つかの検査を受けて、最後に健康相談。血液検査は出ていないので、それ以外の検査と昨年の結果で注意される。ぼくはヘモグロビンが良くない。相談員は色の濃い野菜や海草、特にひじきを取るようにと云う。それから、鉄のフライパンを使うといいですよ、と。ぼくがそのフライパンをなめるというのはどうですか、と、訊くと、現実性のないことを言わないで下さいといわれた。何故、そうですね、朝晩10回くらいなめたらいいかもしれませんね、と、応えないのかな。

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兼業演劇人としてのささやかな活動

 今回の公演で体力のなさを痛感した。芝居の中で、ぼくはやっぱり役者が一番好きだな。脚本や演出も確かに面白い。しかし、役者が面白い。ただ、役者と呼べるだけのものはあえかな気持ちだけで、技術も技法も何もない。演じたい役は山ほどある。でも、現実を考えれば、かなり狭まる。しかし、そういうのを諦める訳にはいかない。夢を実現に向けて持ち続けることこそ肝心ではないかと思う。

 とりあえずは体力。2時間の芝居を演じ続けるだけの体力。それと平行して、もっといい脚本を求めて読み続けること。同時に書き続けること。身体の粒子を芝居に必要な成分で埋め尽くしたい。少なくともその気持ちを持ち続けないと、夢の芝居の上演はできない。もちろん、それをメンバーに求めることはしない。これは生き方の流儀なのだ。

 第一歩を踏み出した。これはぼくにとって最後の一歩だ。若い仲間はリセットできる。ぼくがリセットする時は家の草むしり、犬との散歩しか残っていない。ただ、せかいで一番面白いのは、間違いなく、芝居だ。

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オールビー『動物園物語』を読む

 思い出さえも届かないはるか昔に読んだことがある。演じる上で難しいのは原稿用紙20枚程度の長台詞。脚本を読む時は、上演を考えて読むが、その長台詞で無理だと思った。結末は面白い。

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次の舞台へ

 できれば、公演パンフに次の上演作品だけでも予告したかったが、公演前のバタバタでそれを話し合う余裕はなかった。ぼくらのような兼業演劇集団は、公演が終えてほとぼりが冷めて、そろそろ、と、集まることが多い。その期間が長いほどその集団の結束と熱意は弱まるように思う。だからこそ、予告。

 メンバーの中にはたまっていた仕事もあり、今月中旬から活動を再開する。年に一回ではなく、少なくとも2年で3回くらいの公演をしたいと思う。文芸部の充実が何よりも必要なのだ。

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嬉しいこと

 今回の公演には熊本、安心院、玖珠、別府、竹田等遠方から来てくれた人達がいた。何人かは後の片づけまで手伝ってくれた。手伝ってくれた人の中には「去りがたくて」という人もいた。その中の「総長」、芝居しませんか?

 終わって、ロビーで何人かと話した。お母さんと来ていた高校生は演劇が好きみたいで、「見学に来ていいですよ」と言ったら、次の日「見学じゃなく、出たい」という言葉を人づてに聞いた。

 花や酒、沢山いただいた。感謝します。でも、来てくれるだけでいいのです。どうかお気遣いなく。そのお金は次の公演に回して下さい。

 とにかく第一歩を踏み出すことはできた。肝心なのはこれからだ。一回だけなら誰でも出来る。既に次回作の検討に入っている。パンフにも書いたけれど、仕事等の関係で活動に参加できないという人には文芸部がある。基本的にはオリジナル脚本で上演したいけれど、一人ではなかなか。多くの人がメールで意見を交わしながら、脚本を仕上げていく方法は結構面白いと思うのだ。多くの人に参加していただきたい。

 お楽しみはこれからだ!

 

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