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無人島に持っていく一冊

 もし無人島に行くとして、一冊だけ本を持っていくとしたら、何にしますか。

 懐かしい質問。世界中では、多分聖書だろうな。日本では、読めない。井上ひさしは自分の書き込みをした『広辞苑』とかどこかで書いていた。

 ぼくは多分ポール・ヴァレリーの『文学論』ではないかと思う。毎朝自分のノートに書き続けたというヴァレリーの文を集めたもの。文庫で小指の幅ほどもない。

 熊本の人吉でお母さんを読者に北御門二郎はトルストイを訳した。騒音に乱されることのない晴耕雨読の生活。私が私であることができる生活。そういう生き方だってある。自分にあった時間、空間。そこに行き着くこと、それが「終の棲家」か。

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