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松本修台本『アメリカ』を読む

 カフカ原作の小説を劇団員であれこれして、最終的に松本が一本にまとめたらしい。

 カール少年が主人公で、この少年純真というか、それ故に腹立たしいほど愚かな行動を取るのだが、船、大邸宅、戸外、ホテル、下町の怪しげな部屋、と、場面がどんどん変わる。それについていくためにカール6まで用意してある。試みとしては面白い。しかし、その慌しい転換に気持ちが途切れ途切れになってしまう。これを読むのは2回目。一回目より、面白さを感じなかった。ただ、松本修って人は好きなんだな。書いて、演出をし、訳者もする。高校演劇をやっていた頃は、審査員イチ押しの人だった。

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