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沢田次郎『星空のブルースーホームレスたちの挽歌ー』を読む

 ある町の一角の公園に住むホームレスたち。これにも副題がある。やはり。

 かなりの言葉が使われているが、理屈だけが流れる。人間は言葉があるから月まで行けるが、月まで行こうとする言葉でないと無理だろう。この脚本には月まで行こうという気持ちがない。場末の居酒屋でもいいくらいの設定なのだ。ホームレスの人に失礼ではないか。切実さも、孤独も、何もない。一人を殺しても、何もない。捨てる作業がないとこうなるのではないか。作者の意見発表が多すぎる。

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