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市報補足ー練習について

 現在は週一回です。ぼく達は「兼業」です。アマチュアとすると、プロでないことを明確にして、甘え、取組への手抜きが出るような気がして、だから「兼業」という言い方をします。ぼくの家は兼業農家でしたが、仕事をしながら、朝早く田んぼに行って、とか、休みの日には草取りや刈り入れを見てました。だから、兼業って、どちらにも一所懸命という考えです。でも、兼業だから、仕事の方で残業とか色々あります。だから、練習(かつて佐伯にあった劇団「トップ・クオーク」の加嶋氏は練習じゃなく、稽古だ!と何度も注意されましたが)で全員が揃うのはまずないのです。

 それで練習以外で何をすればいいか。基本の一つは声を出すことですが、それは「ご飯ですよ」という声を出す時に、自覚して声を出すようにしたり、とかでもいいと思います。ただ、それでは芝居に接することができないので、最近は宿題として、脚本を渡しています。来週までに読んで下さい、と。一年に40本を読めば、次第に芝居の何かがなんとなくわかると思うのです。高校演劇の顧問をしている時にこれをしていればと後悔しています。芝居に向かう原点は脚本ですから、多種多様な脚本に触れる方がいいと思うのです。先週は、井上ひさしの脚本でした。

 鶴岡高校に勤務していた頃、森林ボランティアに参加しました。ぼくは欅を植えました。係りの人にその欅が「一人前になるのにどれくらいかかります」と訊いたら、「200年。できれば250年」という答えに、ぼくは長い物差しをもらいました。明日や来週、来月、来年でもなく、250年後。焦っていい加減に生きるより、かたつむりのような歩みでも着実の方がいいとぼくは考えています。

 ぼくはあと10年はしたいと考えています。最後は、シェイクスピアの作品の翻案・脚色をした舞台に立ちたいというのが夢です。シェイクスピアはその名人でしたから。

 ともかく、自覚と責任で成り立つのが「兼業」芝居集団ではないかと思います。だって、佐伯発の芝居をつくるんですから。

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