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娘の結婚相手の条件

 読書好きの若手に、カミュの『ペスト』を推薦したら、「火が点きませんでした」。それで系統を変えて『勝ちにいく身体』(だったか? これは部活動の顧問は必読だと思う)はよかったものの、開口健の『もっと遠く!』『もっと広く!』の釣り紀行はダメ。『シャドー81』を口に出したものの、ウーン。福永武彦の『草の花』ではどうだろうか。安部公房の『他人の顔』は、ぼく自身今読み返して、どうだろうか。西洋に目を向けて、古典スタンダールの『赤と黒』。あッ、ナバコフの『ロリータ』はどうか。きれいな文章だったが。

 つながりは、司馬の『竜馬がゆく』と『坂の上の雲』。『竜馬』は主人公を巡る女性が魅力的で、「どれが好き?」という話で一晩と焼酎で話せる。『坂の上』は人間の賢さと愚かさで、コーヒー10杯で一晩話せる。司馬の作品は小説というよりは、ノンフィクション。だからこそ面白い。彼の徹底取材と研究には驚くのだ。

 娘達はまだ、小学生だが、いずれ男を連れてくる。それまで生きていて、なおかつ酒が飲めて、口が動けば、彼にぼくは訊くだろうな、司馬の「竜馬」「坂の上」は読んだことがありますか。読んでませんが、『世界の中心で愛を叫ぶ』を読んで感動しました、と、返されたら、ウーム。

 アキオ先輩がダールを読んでいるそうで、ダールなら問題ないか。昨年のうちの子ども達へのサンタの贈り物はダールの本10冊だった。彼女達、何でうちだけ本なの?とがっかりしながら、全部読んで楽しみました。もっとも、それはダールが子どもだったか、孫だったかのために書いたもの。大人向けの短編は、男が、それも結婚生活をある程度重ねた男には溜飲が下がるものがあります。

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