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平田オリザ『隣にいても一人』を読む

 離婚しようとしているそれぞれの弟と妹がある朝結婚していたという設定で軽妙な台詞で進行する。ある朝気がついたらベッドをともにしていたというのではない。そういうことなしに結婚していたというもの。

 カフカの『変身』めいた話だが、その感覚、わかるようなする。ぼくだって、結婚して、目の前で女の人が食事をしていることを不思議に思ったもんな。何故、この女は目の前で食べているんだろう。

 作品の中でその謎が解明さることがないまま、二人は婚姻届を出そうとする。ただ、二人の兄と姉をからませる中でわざわざ言葉にするよりは、ある感触を伴って理解できるような感じがした。

 面白いが上演する気にはなれない。

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