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斎藤憐『お隣りの脱走兵』を読む

 ベトナム戦争のころの話。アメリカ兵が軍を脱走して、一般人の家に匿ってもらって、という内容。斎藤憐の作品にしては喜劇タッチのところがあったりして、面白く読めた。カラーテレビ、エアコンなどが家庭に入る時期だったようで、日本の世相の移り変わりがはっきり描かれていて、そこも面白い。

 実際にそういうことがあったのか知らないけれど、戦線や軍隊を舞台にして戦争を考えるよりも、ベトナムで戦ってきた兵士が一般家庭に入ってのアレやコレやよりも、はるかに効果的な方法だと思った。設定の勝利。

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