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土屋理敬『栗原課長の秘密基地』を読む

 児童文学賞の表彰式が舞台。ところが佳作の受賞者がアダルトビデオの女優だとわかり、児童文学にそれはまずいんじゃないかとなり、しかし作者は女優名ではなく本名だし、作品や顔が出るわけではないので、全体写真の時に工夫すればいいということになるところが大賞受賞者に盗作疑惑が出て、と、出版社の担当者達の右往左往が展開する。

 いわゆるシチュエーション・コメディになるとは思うが、舞台が閉鎖された空間だ。そこが問題ではないかと思う。場所を出版社ではなく、ホテルにして、ホテルの人間を出すとかした方がよかないか。観客になんらかの形で関係ある場所の方がいいように思う。話の終わらせ方も安易ではないか?

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