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岩淵達治『ブチ氏最後の8mm)を読む

 「これは私が死んだ時、8mmフィルムの箱に解説代わりにつけておくつもりです」と補遺に書いてある。「私」とは岩淵達治。ブレヒト関係で名前を知っているが、千田是也の演出助手を務めていたことを初めて知った。それでか。

 戯曲と銘打っているけれど、日本と外国のあちこちで撮りためた映像には興味深いものが多い。ベルナール・アンサンブルの『第三帝国の恐怖と悲惨』の舞台稽古。蜷川幸雄が演じた舞台。いっそのこと、岩淵達治演劇ミュージアムをつくって、日替わり映像で本人が解説するのが理想的な形に思える。独自のこだわりで演劇を駆け抜けてきた人がそこにいる。

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