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トム・ストッパード『自由人登場』を読む

 パブのシーンはあるが、家庭劇と言ってもいい。欠点だらけの発明をする父親、それに反発を覚えながら家計を支える娘、そして何もかも承知上で、夫と娘を支える女。パブのシーンは男を描くために必要なのだろう。

 封筒の発明をパブで認められたと思い、ようやっと日の目をみれると思い、家庭を捨てて、出ていきながら、所詮はパブでのこと、夢破れ帰ってくる男。妻はちゃんと彼の食事を用意していた。

 切ない物語だが、家族が元の鞘に収まる。最後の娘の微笑みが美しい。

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