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木下順二『東の国にて』を読む

 全集も第6巻に入った。全集を最初から順番に読む経験は初めて。結構骨は折れるが、それだけに楽しくもある。

 東の国とは日本で、明治、鉄道工事が始まった頃が舞台。この作品も時代の一断面は見えてきて、それなりに面白く読めたものの、時代という波の彼方に人間が消えてしまう印象で終わった。

 小説、映画、演劇、どんな作品でも、結局は現在の私に着地する何かをどう描くかだと思うけれど、現在の私と作品との隔たりの大きさを感じてしまう。これは、もちろん、ぼくの力不足だとは思うが・・・。

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