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木下順二『山脈(やまなみ)』を読む

 戦中戦後のある山村を舞台に書かれている。その中でよかった台詞を;

ねえ、こうやってさ、今二人が顔と顔とを突き合わして、お互いの息と息とを顔の皮膚に感じながら向かい合っている。向かい合ってよかった。今この瞬間にこうやって会えてよかった。この感情・・・この二人の愛情ってものが、これこそが世界の中で、いや宇宙の中で唯一最高のものだ。

 この台詞を言う女性を演じたのは山本安英。この作品のヒロイン。ぼくは木下の山本への言葉に思えてならないのだが・・・。

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