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木下順二『瓜子姫とアマンジャク』を読む

 人間は名前をつけたがる動物。ぼくはそう考えている。漫画家水木しげるは、日常のちょっとしたことに想像を巡らせ、妖怪という形で名前をつけた。

 アマンジャクもそうかもしれない。ぼく達が山でつい大きな声で「ヤッホー」とやってしまうのは何故か、約束事なのかもしれないが、その山で生活している人には奇怪に映るかもしれない。

 瓜子姫とアマンジャクを演じるのは山本安英。また山本安英だ。木下にとって、彼の演劇、劇作活動で、山本が果たした役割は大きいのだろう。山本がいたから書けた部分も大きいかもしれない。

 この作品は山本を考えて書いたということなら理解できる。彼女を前面に押し出しているのだろう。ただ、作品としては物足りなさを覚える。

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