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花冷えとはよくぞ言ったものだ

 しまおうとしたストーブが離しがたい。花冷え。

 もしかすると、桜の花には温度を下げる効果があるのだろうか。あるいは、せっかくの時期を近くでバカ騒ぎする酔っ払いへの殺意だろうか。

 山のあちこちで今自分の在りかを教える桜。やがて、緑に隠れてしまう。

 20年くらい前、ある場所である女性と桜並木を歩いた。桜並木が終わるところで、また明日会えるような感じの挨拶で別れた。もう会うことはないとわかっていたのに。お互いに恋心を届けてはいけないことがわかっていた。夜の桜を見ると思い出す。縮こまった身体の中で、そんな思い出が明滅する。桜が散って、思い出も思い出の淵に沈む。また、来年、か。

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