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日田三隈高校『ボタン』を観る

 高速で日田まで90分。3150円。夢のようだ。一般道なら3時間はかかるだろうから、それは考えるだけでシンドイけれど、高速ならそれはない。ガソリン代がもう少し安く、高速料金もっと安くすれば、利用者は増えるだろうに。

 さて、日田三隈は昨年に続き全国大会に出場する。今年は群馬県桐生市。三隈の上演は8月10日らしい。

 岩男衣世さんの脚本を演劇部が潤色した『ボタン』は饒舌な芝居が多い中、沈黙が多いという意味で、意欲的な作品と言ってもいいかもしれない。沈黙の演技は難しい。台詞がある方が、ごまかしがきくけれど、沈黙はごまかしがきかない。もちろん、三隈の生徒がそれを克服しているとは言い難い。しかし、こういう舞台があることを全国大会で示すことができれば、高校演劇に新しい視点を与えるかもしれない。

 高校生の芝居を観るのは久しぶりだけれど、高校生は手を抜かない、ひたむきな取り組みが、教えてくれることは多い。ぼくはメモを取りながら観た。彼らに感想を求められた時に、きちんと応えようと思ったからだが、今、それを読み返して、次の舞台つくりに参考になるナと思う。

 日田三隈高校の全国大会での活力と充実の舞台を応援します。頑張れ、三隈高校!

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