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鄭義信『焼肉ドラゴン』を読む

 昨日の鴻上作品とともに『せりふの時代』に収録されている。鴻上はもしかしたら根っこのない時代を描きたかったのかもしれないが、この作品には根っこがある。生と同じくらい確かな根っこがある。日韓合同公演らしく、日本語と韓国語で上演される形になっている。

 ここに登場する人達は生きている。生きているからこそ生まれる言葉、動き。生きていくことと向かいあっているからこそ生まれる強い言葉。共感を呼ぶ動き。哀しみや切なさ、怒り、様々な感情が入り混じる登場人物たちに、彼らの生き方に巻き込まれていった。これがいつ、どこで上演されたのか知らないが、観たい舞台。収穫の作品だった。

 

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