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チェーホフ『心ならずも悲劇の主に』を読む

 6ページ、11段に及ぶ長台詞で述べられる夫であるための苦しみ、辛さ、絶望を読んで、鼻で笑う既婚の男たちがいるだろうか。もしいれば、その人は例外的に幸せな結婚生活、家庭生活を送っているか、あるいは、仕事や遊びに逃げているかではないか。

 恋人と妻は全く別の人種だ。恋人時代の可愛さ、優しさ、くすくす笑いはすべて消え失せ、独裁者に「進化」してしまう。チェーホフが30歳前、結婚前に、これだけ書けるということは、彼の観察眼、か。

 観客を男限定にして上演したら、面白いかもしれない。

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