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伊坂幸太郎『グラスホッパー』を読む

 最近読んだ小説の中では一番時間がかかった。読むのが苦痛だった。死の匂いに満ちていて、だからといって何もない。『終末のフール』の作者だから、何か仕掛けがあるのかと思って、でも耐えきれなくて、閉じて、とにかく最後まで読もうとした。

 昔、鶴岡高校の夏休み明けの読書感想文を読んだとき、『ハリー・ポッターと賢者の石』が多く、知らなかったので、書店に注文した。しかし、2ページでポイした。新しさも何もない。ところが、作者は今や城を買って・・・。だから、伊坂作品を我慢して読んだのではない。とにかく最後まで読まないとわからないし、何も言えないと思ったからだ。

 最近の図書館の本は、腰巻を表紙裏に貼り付けている。「面白いにもほどがある」という腰巻が貼られていた。そう。「ほどがある」んだ。こんな「ほど」はゴミという「ほど」か?

 3人の視点での繰り返し。何人が死んだか。そして、ウソ以外に何があるのか。頭で書くとこうなるのかもしれない。よかった、頭がなくて。

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コメント

いつかのいつか、飯田先生・いよさんの、一人芝居・オムニバスコラボってのはいいなと思いました。サイファの『大回転くるり』あの時のアブラののりきった赤谷/大弓/東原の舞台とは、一味も50味も違った、いい感じの空気が予想してしまいます。

一昨日、書店で文庫『グラスホッパー』を購入し、まだ開いていません。
いきつけのBARで『バッタくりぃ』と言えば出てくる好きなカクテル。ミントが効いていて清涼感が心地いいけれど、果たして本はどうかしら。

焼酎飲みながら読んでみようっと。

投稿: キノシタ | 2008年8月18日 (月) 15時17分

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