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チェーホフ『プラトーノフ』を読む

 長い。チェーホフの4大戯曲を全部足したくらいの分量があるのではないか。原卓也の解題を読むと、いつ書かれたのかわからないらしく、表紙部分が欠落していて、タイトルがわからず、生誕100年の時に主人公の名を付して上演したらしい。『題名のない戯曲』『父なし子』とかのタイトルの場合もあるらしい。

 長いが面白い。たくさんの人間がごちゃごちゃと出る場面はそうでもないが、プラトーノフを中心に数人の登場人物になると、面白い。どう展開していくのかが気になって仕方なかった。

 この作品の中には後の彼の戯曲のすべての要素が入っているといってもいいかもしれない。そういう意味では一度読んだ方がいい作品だろう。読み終えても疲れよりも軽い興奮が残った。チェーホフ中で一番。もっとも、上演は難しい。

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