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チェーホフ『タバコの害について』を読む

 チェーホフ全集を買ったのは教員になって間もない頃だった。あの頃はよく全集を買った。モリエール、エリオット、ラテンアメリカ文学、福永武彦等。読んでるには3割。モリエールとエリオットは何回目かの引っ越しで失った。もったいない。今考えれば、若い頃は結構使える金があった。あの頃に戻れたら、結婚はしないだろうナと思うが、わがままな遺伝子がそうはさせないか。

 これを最初に読んだのは学生時代だった。その時は長く感じたが、短い。そして結婚という経験が、そうなのだ、と、思わせたりする。いやあ、歳は取るもんだと思う。いや、そりゃあ、歳を取ることで魅力的な女性との恋が遠のくのは無性に寂しいことではある。しかし、仕事などでの苦労に比べて、女性とのあれこれの何と屈辱的で、不毛で、絶望的なことであるか。まあ、そういうことをチェーホフと共有できる面白さを楽しめる。

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