« OBS番組を観て | トップページ | 様々な場面、様々な人々(1) »

チェーホフ『熊』と『プロポーズ』を読む

 『熊』は最初から結末が読める。熊みたいな男と色白の華奢な未亡人のキスシーンで終わる、はて、どんなキャスティングをすれば面白いか。

 『プロポーズ』も最終的には結婚まで行きつくのだが、『熊』よりも面白い。プロポーズに来た先で女と土地の権利で口論になり男は帰る。ところがプロポーズに来たことを知り、呼び戻す、と、今度は猟犬の顎が短いだので口論になる。この二人が結婚してうまくいく訳がない、と、確信したところで、チェーホフは結婚させる。何ということだ。また不幸な夫婦を生産してして・・・ああ、でもそれが現実なんだよな。わかる。わかるよ。籠の外の鳥は中に入りたがり、籠の中の鳥は外に出たがる。フランスの諺だったか。まあ、チェーホフだって、幸せな結婚をしたとは思えない。これを書いた時は独身だったけれども。

|

« OBS番組を観て | トップページ | 様々な場面、様々な人々(1) »

脚本」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: チェーホフ『熊』と『プロポーズ』を読む:

« OBS番組を観て | トップページ | 様々な場面、様々な人々(1) »