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宮本輝『錦繍』を読む

 学期末のバタバタが一段落。数ページずつだったのが一気に読み終えた。最後の方で、脇役の一人が泣くシーンがある。そこを読みながら、一緒に泣いてしまった。昼休み。女生徒が3人質問に来た。ヤバイ。泣いている所を見られてしまう。しかし、隠せない。いいや。開き直った。

 修学旅行や宿泊研修で大浴場を利用することがある。嫌がる生徒は少なくない。気持はわかるが、だからとコソコソと隠しながら動くと、他の人は見る。ところが堂々としてると、他の人は目をそむけてしまう。そんなことを言ったことを思い出した。そう、隠してはいけない。何のコッチャ。

 この小説は登場人物よりも、脇役が面白い。一緒に泣いた令子は一番いい。彼女の祖母ちゃんもいいが、令子がいい。令子に会ってみて下さい。

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