« 野田秀樹『パイパー』を読む | トップページ | ニール・サイモン『ビロクシー・ブルース』を読む »

宮本輝『愉楽の園』を読む

 外国に行ったことはないし、行きたいとも思わない。あえて行きたい国を挙げれば、アイルランド。ベケット、ジョイスの生まれた国だから。映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地のザルツブルグも魅力的な町に思えた。ただ、こうやって挙げていき。意識を外国に向けていくと多くなる。多くなるけれど、日本のあちこちにも行きたいところがたくさんあるので、そちらを優先というのが実情。

 この宮本作品の舞台はタイ。タイの魅力も感じた。しかし、外国を放浪する男とタイの男の愛人になった女は無国籍で、無国籍だからこその部分もあるけれど、だから根っこがないようにも思えたりする。気楽に愉しめばいいのだろうけれど、愉しむには作品に無理があるように思えてならない。読むのに足かけ2年かかってしまった。

|

« 野田秀樹『パイパー』を読む | トップページ | ニール・サイモン『ビロクシー・ブルース』を読む »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宮本輝『愉楽の園』を読む:

« 野田秀樹『パイパー』を読む | トップページ | ニール・サイモン『ビロクシー・ブルース』を読む »