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自分を直視する

 鶴岡高校に勤務していた時、強歩大会に出場したことがあります。24キロ。ほぼドライブイン宇目の距離です。日頃、犬とのチンタラ散歩くらいしか運動していないので、かなりこたえました。きつくて歩くけれど、歩く方がきつく思えて走り出せば、これまたきつい。ゴールさせてくれたのは、チンタラ歩いている連中で、こいつらには負けられないという思い。

 今日はポカポカで、散歩には最適。その天候での強歩大会。3割はチンタラの散歩モード。こういうのが年々増えているような気がする。走ればきつい。苦しい。それに向かわないでどうするんだ。一事が万事ではないか。

 昨日NHK教育テレビで「教育テレビの逆襲」とかいうタイトルで素晴らしい映像の連続を観た。開高健の若かりし頃の映像。彼は言った「外部からの危機は問題は大きくないが、自分内部の危機には対応できない」。そうなんだよな。

 生きていくことは自分を知る作業。自分を知るためには、知らない場所に行き、困難から逃げないことだ。来るもの拒まず。若い時はそうでなくっちゃァ。全ては必要なことなんだ。それをパスした人生に恵みはあるのか。

 NHK教育で世界のヤザワが言ったことが記憶に残る。「成人式の日に、タクシーに乗っていたら、成人式会場の前を通って、晴れ着の成人がたくさんいて、運転手さんに、この中で何人が幸せになるんでしょうかって、訊いた」。ほぼそんな内容だった。

 さて、我が身を考えれば、強制されて芝居をかじっている訳ではない。自分でやりたいからやっているのに、時に怠けたくなる。「強制して演劇部に入ったのか? 演劇をしたいから入部したら、今日は部活は中止によろこぶな。怒れ!」と言ったことを思い出し、背筋を伸ばす。

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