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『探究者たちー野田秀樹』を観る

 昔、昔、文学かじりかけ青年だった頃、「別冊文芸春秋」で毎回作家が「執筆5分前」という文章を書いていた。遠藤周作は、山手線に乗り、グルグル回りながら天啓を待つという内容だった。机の前で考えるよりも、目の前を風景が行き過ぎる場に身を置いた方が確かにいい。

 WOWOWをたまたまみたら、野田秀樹が出ていて、そのまま観た。ワークショップの風景、執筆風景、『パイパー』の稽古と上演、そういうものが映し出された。「最近、舞台、映画、テレビドラマって、人間関係を描いていて、それがドラマだと思っている風潮が強いけれど、必ずしもそうじゃない」という言葉に背中をポンと押される気がした。とにかく、めちゃくちゃ面白かった。野田を読む際の、確かな補助線を得たような気もした。

 観終わった後の興奮。天啓を得たような気がした。よし、書ける。

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