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倉本聰『舷燈』を読む

 芦田伸介演じる作家。彼は戦争経験者で、現在は戦争を扱った小説を書いている。彼が酒場で学生から議論をふっかけられる。昔はそういう学生がいた。おそらく、今は皆無ではなかろうか。

 最近の東大生へのインタビューでは、官僚になりたいという声が多い。あの東大の安田講堂の学生たちは、そういう学生に比べると、はるかに健康だったように思う。子どもや学生は、大人や現状に簡単にYESと頷いてはいけないのではないか。官僚になりたいという背後に何らかのNOがあり、それを改革したいという志があればいいのだが、・・・。

 ただ、戦争の末端にいた者を「戦争責任者」として責めるのもむごすぎる。彼らもまた犠牲者なのだから。

 ぼくは、芦田伸介演じる小説家をある作家と重ねて読んでいたのだが、モデルはいるのかしらん。

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