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倉本聰『祭りが終わったとき』を読む

 ある女優のデビューから突然の死までの2年の物語。いわゆる「芸能界」の裏、そこに巣食う様々な人種、マスコミの無節操な暴力、そして名もない人たちのパッとしない生き方ではあるが部類の優しさ。ただ、作品はズシンと重い。

 女優(桃井かおりが演じる)の結婚した男の死に方は尾崎豊を思い出せた。書かれたのが、はて、尾崎の死より前か後か・・・。女優の死はマリリン・モンローを思わせる。女優が付き合っていた政治家はジョン・F・ケネディかもしれないが、死のベッドで電話に手を伸ばしていた、その電話は政治家ではない。モンローを下敷きに書かれたものかもしれないと思うけれど、ならば、モンローが生き延びるという風にひねったらどうだろうかとも思う。

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コメント

この作品は曽野綾子の「砂糖菓子が壊れる時」
が原作です。 私が高校生の時(現在49歳)
放送を見ました。ですから、尾崎より大分前ですね。
当時 桃井さんの大ファンでこのドラマは特に好きでした。
原作も読んだので マリリン モンローがモデルなのは間違いありません。
本のあとがきにもそう書いてありましたし。主人公が生き延びる、、、
うーん私的には作品の儚い感じに合うのかなという感じです。

投稿: 華子 | 2011年6月22日 (水) 05時07分

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