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倉本聰『あにき』を読む

 独特な画風で一世を風靡した滝田ゆうが画家として出演、彼の眼でみた高倉健と大原麗子兄妹とその周辺をナレーターとしてつづっていく。倉本の作品はナレーションが多く、その多くは「~わけで」という形で終わるのが多い。

 健サンが連続テレビドラマに出演していたとは。無口で不器用というイメージが健サンにはあるが、このドラマでも同じ。彼のイメージに合わせたのか、それともそういうイメージにしたのか。ト書きに「あの高倉健サンが、異様ににやついている」とかいったものがあった。

 倉本作品を読みながら思うことは、最近オトナ向けのドラマが少なくなったように思う。子どもや女性をターゲットにしたスポンサーが多いからか。チャンネル権(死語か?)を子どもや女性に奪われてから、テレビから男が離れていった部分もあるかもしれない。イカン、な。ファーストフードのようなドラマではなく、懐石料理やフルコースのような、そんな食べ応えのあるドラマが復活していいんじゃないか。これからのターゲットは金を持ってるオトナにしないと。

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