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遠藤周作『薔薇の国』を読む

 朝から半袖で過ごせる季節になった。ウッドデッキに本とノートを持っていき、犬を放す。最近は本に飽きると、家の周辺の草取りをする。草は抜いても抜いても出てくる。際限がない。この溢れる生命が、地球を青くしているのか。さっき読んだことを考えながら草を抜くのは、まァ、咀嚼みたいなもんか。

 『薔薇の国』は『黄金の国』の時代を先の戦争の時代に置いたものだが、歯切れが悪い。一つには絡まる要素が増えていて、そのやりくりが難しいからか。信仰は心の問題で、心は目に見えない。目に見えるようにするためには、場所と人物の設定こそ脚本の要なのだ。

 さて、草抜いて、ビールでも飲むか。

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