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倉本聰『わが青春のとき』を読む

 将来も恋人も捨て風土病の研究に挑む若き医者の物語。直球勝負の作品。ヒロインが樫山文枝だから、ずいぶん前に書かれたのだろう。

 親から経済的に独立することを自立だとぼんやり考えていたが、この作品を読んで、挫折や失敗したら、自分一人で立ち上がるしかない時もある訳で、自立とはそういうことではないかと思うようになった。痛み、苦さ、悲しみ、自立にはそういうものが伴う。生きることと真正面から向かい合うことからしか、自立はないようにも思う。春。また新しい生活が始まる。

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