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恩田陸『夜のピクニック』を読む

 昨日は番匠川でシジミ貝を掘った。最近掘っている人の姿をよく見かける。4,5年前はザックザックで、労力に応じて掘ることができた。しかし、台風で、堤防を越えるかもしれないほど水かさが増して以来、1平方メートルに一個見つかるかどうかという状態が続いた。それが、1平方メートルに5個くらいになったか。掘りながら、こんな根気だけの仕事はダメだな、続かないな、と、思いながら、結局2時間。掘り始めて道具の柄が根元から折れてしまうアクシデントもあったが、どうやら、今朝のシジミのみそ汁にはありつけそうだ。

 『夜のピクニック』は、まさに小説。ただ歩くだけの若者たちをつづっている。しかし、それが、小説以外で可能かというというと、どうも無理がある。演劇では不可能。映画だとナレーションに頼ってしまうのだろうか。

 ただ歩く。そこに幾つかの仕掛けがあり、読むほどに面白くなった。最後の30ページは泣きながら読んだ、80キロを歩く、それに賢明な若者たちへの羨ましさが少し。いいねえ、という共感がほとんど。若い人が今読む小説だと思う。

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