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まど・みちお『すべての時間を花束にして』を読む

 「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」とかで有名な詩人へのインタビューで構成した一冊。子どもを一個の人間として作品を書く姿勢はいい。

 昔、ある劇団のセールスが来て応対した時、「高校生向けの舞台です」にカチンときた。高校生だからと子ども扱いする姿勢が良くない。高校生には難しくても、いいものはわかる。だから、その劇団の舞台を招いたことはない。

 まど・みちおは、子どもを人間だから響くものがあるはずだ、と、考えて向かう。ただ。

 「やぎさんゆうびん」はぼくは大好きななんだけれど、まどが「空腹」で説明していたのには、少々肩すかしを食った感がある。ヤギが腹が減っているから食べた、それだけなのか。食ってしまっての堂々巡り。フム。

 まど・みちお、人間として面白く、魅力的な人だと痛感した一冊。

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