井上ひさし『兄おとうと』を読む
吉野作造兄弟とその妻を中心に時代の変化のなかで明確になっていくもの。
吉野作造って、聞いたことがあるようなないような。
だから、よかったのかもしれない。なまじっかよく知っていると、「そうじゃないだろ」とかいう思いがあぶく玉のように出たりする。
このなかで描かれた吉野作造は、人間の代表みたいな人だ。そう。そうなのだ。作中の吉野にうなずく度に、世界を最適化しているような気がした。
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