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くるまで散歩ー木浦篇(2)-

 名水の湯は入浴料420円。檜の湯船は3人でゆったり程度の広さ。火照った体を冷やせるように外に畳一畳よりちょっと広いスペースが拵えてある。川の流れを眺めながら、ってのもいい。しかし、向かいは、学校の体育館。あまりはしたない格好をしていると、向こうで純真な子どもが笑っているかもしれない。そして、これは太字で書きたいけれど、湯が実にやさしい。肌をしっとり撫でてくれるようで気持ちがいい。一度試す価値がある。

 風呂を出ると、おばちゃんが冷たいお茶をサービスしてくれた。そこでちょっとだけ話す。鉱山から掘りだしたものはどうやって運んでいたんですか。するとおばちゃんは一言。「私はここの生まれじゃないんです」。なるほど。本当はそこで何か食べたかったけれど、10時30分。お礼を何回も行って、ペットボトルに名水を一杯にして、後にした。

 山に向かう。まっすぐ行けば宮崎、右に曲がれば西山。西山に向かう。それが、まァ、何というか、「分け入っても分け入っても青い山」。山頭火の世界に触れたような気分になる。孤独なトンボに過剰なくらいに気持ちを寄せてしまったりする。とにかく、ぼくは山の中をウロチョロする訳だ。傾山登山口の標識向かっていたら、舗装が途切れ、石ころだらけの道になった時点で、あきらめた。四苦八苦してUターン。

 結局130キロ走った。ぼくのくるまはリッター10キロだから、1600円。ちょっとした散歩としては、まァ、いいんじゃないか。次は海辺のどこかにしよう。

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