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宋左近『あなたにあいたくて生まれてきた詩』を読む

 詩人だけでなく、小学生の詩も扱っていて、とにかく、宋の解説が素晴らしい。途中から、解説を楽しむために、詩を読むような、本末転倒的な読み方になってしまった。

 ぼくは小学校の頃、詩が合同新聞に掲載された。学校から送られたものだと思うが、その記憶があって「詩人になりそこねた男」と自称することがある。しかし、取り上げられた84篇の詩の中で1割以上は占めている小学生の作品に触れて、詩人になることはできないように思った。詩人は生まれるのだ。人間のい分け方の一つとして、詩人に生まれる人とそうでない人、そういうものが成立するかもしれない。

 読み終えて、名前を聴いたことはあるような気がするものの、どんな人か知らなくて、インターネットで調べた。宋左近はペンネームらしく、「そうさ、こんちくしょう」がペンネームの由来らしい。「くたばってしまえ」が二葉亭四迷、それを思い出した。大変な時期もあったようだが、宋左近の言葉は温かく、詩についてやさしい言葉で教えてくれる。

 図書館で借りたものだが、これは注文して、ぼくの名著の棚に加えたい。

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コメント

ゆきゎ詩人よりピカソ的な
画家になりたかったな(笑)

あ!そーいえば
今日の夢に先生出てきた♪

投稿: ゆき | 2009年11月22日 (日) 09時19分

 申し訳ありません。ぼくの知らないところで、ゆきさんの夢に出てしまったようで。失礼なこと、言いませんでしたか? 不埒なことしませんでしたか? そんなことを気にする晩秋です。

投稿: イーダです | 2009年11月24日 (火) 18時21分

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