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『悲劇の天才画家 青木繁』を観る

 九州大谷短大のミュージカルコース卒業公演。ぼくにとっては、理想的な劇場で、これで5回目くらいになるだろうか。ここの公演は素直と情熱が作り上げる舞台で実に気持ちがいい。3日間、全4回公演の最後の舞台を観たのだが、「ヨイショッ」の掛け声で詰めて、超満員だった。「ヨイショッ」は昔状況劇場のテントで経験したことがある。あれは、舞台への思いを高めたものだった。大谷の学生も、芝居の一部だと思って、もう少し客席を興奮させるくらいした方がいいかもしれない。

 斎藤先生の舞台つくりはうまい。いつもながら感心する。大谷に斎藤先生がいる限り、学生は充実した芝居つくりに取り組めるだろう。

 ここでは脚本を問題にしたい。ぼくはタイトルの「悲劇の天才画家」に抵抗を覚えた。観たい気持ちを減少させた。悲劇とかは、観た人から出る言葉ではないのか。

 上演を観て、やはり不満は残った。この作品での悲劇は、青木繁の個人の性格が引き起こしたものだ。ならば、青木繁をもっと描くべきだったのではないかと思う。名前のない人と違い、評伝劇で悲劇を描くのは難しい。工夫がほしかった。

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コメント

お久しぶりです。

こちらに書き込んで良いのか、迷いましたが、書かせて戴きます。

2/26 午後7時に甘木市で倉本聰演出による富良野groupの演劇があります。

観劇にいらっしゃいませんか?…

ちなみに、娘も出ます。

投稿: み~け | 2010年2月 5日 (金) 22時01分

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