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いつのまにかすり替わっていた

 久しぶりにダールの The Way Up To Heaven を読んだ。

 時間に遅れることを病的なくらいに恐れる女性が、それを知ってわざとゆっくり行動する夫との話。まだ読んだことのない人のために詳細は書かないけれど、愕然としたことは、いつの間にかぼくの記憶の中で、その二人の立場が逆になっていたのだ。

 ぼくは時間に遅れるのが嫌いで、待たせるよりは待つ方がいい。だからたいてい時間前に約束の場所に行く。西洋には学者の15分というのがあるとかで、偉い人は時間に15分遅れるということらしい。だから、待つのは14分。15分以上待つ場合は「あんたはそんなに偉いのか」と言いたくなったり、言ったりする。それは年々強まっているかもしれない。職場の会議で、「まだ全員そろっていませんので、もう少しお待ち下さい」と教頭が言えば、「時間を守った人間が、何故守らない人間を待たなくてはならないんだ。正直者がバカをみるんはやめてもらいたい」と言う。それと似たようなことで、「前の方からつめて下さい」にもカチンとくる。早く来たのは近くから鬱陶しい顔を見たくないからだ。後からきた人間が前に座ればいいのだ。

 ロアルド・ダールはぼくの大好きな作家。早川文庫で彼の作品は読めます。是非一度。

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