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劇団ワンツーワークス『誰も見たことのない場所』を観に行く

 スパイダーソリティアが816連勝で途絶えてしまって、これを上回る記録までたどり着くには、気が遠くなりそうだ。そんな状態で宮崎まで行った。

 面白かった。劇団員全員で、自殺した人の周辺の人に取材し、その莫大な証言から選びとった言葉で構成、脚本にした(ぼくには気が遠くなるように思えてならない)「ドキュメンタリー・シアター」というものらしいが、無駄な台詞がなく、その一つ一つが身に染みた。上演後のアフタートークも面白かった。会場の男性が「本人の映像で語ったものの方がいいのではないか。創作の部分があればもっとよかったかもしれない」と発言したのに対し、本人を役者が演じることでワンクッション置き、観客の想像力に働きかける効果があるし、これは創作だと思っている、と、脚本・演出の担当者は答えた。同感。

 さて、その劇団には大学の後輩が3人いて、久しぶりの再会。彼らは大学から芝居に走り続けてきた。敬意。そして、敬意が募るほどに刺激を受けた。もう少し入れ込んでみよう、と。佐伯の芝居仲間3人と行って、帰りの車の中では、これからもう少し積極的に公演を観に行き、刺激を受けようと確かめ合った。いい経験は次に走らせるんだ。うん。

 帰りは局地的豪雨の連続。ワイパーを高速にしても効かない。ところがしばらくすると雨は降っていないどころか道路は乾いている。ナーンダと思っているとまた豪雨。そんなことで、『龍馬伝』を見逃してしまった。しかし、悔いのかけらも感じない、そういう大満足の宮崎行きだった。

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コメント

作る側と観る側のギャップ

劇団ワンツーワークスの旗揚げ公演を東京まで観に行ったのに面白くなくて、もの凄く落胆したたかおです。あの公演の評価はそれなりに良かったらしいけれど、わたしは半分以上寝てしまった。

あの時に、作る側(演劇関係者を含む)の芝居と観る側の芝居の感じ方の違いを感じました。劇団一跡二跳の時には全然感じなかったそのギャップが何か妙に大きくて、凄く考えさせられました。演劇人が観て「素晴らしい」と感じた芝居は演劇人でない人が観ても「素晴らしい」と感じるのが当たり前なのだろうか?

商業演劇ではないのだから演じる自分たちが愉しんでほしいですが、演劇人たちが他の演劇集団の芝居を観るときには是非感じていただきたい。自分たちの芝居を観せる相手は誰なのか。

佐伯の息吹を期待しています。

投稿: たかお | 2010年8月30日 (月) 17時13分

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