« トム・ストッパード『ロックンロール』を読む | トップページ | 待て! 待てない! »

人生で一番勉強した時期

 ぼくは高校2年の二学期の終わり頃から、浪人時代を入れての2年間、一番勉強した。学校から帰ると(当時は8時間授業で、8時間目が終わるのは5時5分だった)すぐに寝て、5時間ほど眠り、遅い夕食を取り、「大学受験講座」をラジオで聞き、朝まで勉強して、そのまま学校に行くという生活だった。

 いつだったか、例によってよく覚えていないのだけれど、アルバイトをしたことがあった。海産物の会社で海藻を運ぶのが主な仕事だった。それで、仕事よりは勉強の方がはるかに楽だと痛感した。それが勉強に向かわせてくれた部分もある。そのアルバイトで始めて自分でお金を稼いだんだけれど、それが幾らで、どう使ったのかおぼえていない。仕事より勉強の方が楽だという記憶だけが残っている。

 今日から高校生の就職試験が解禁。工業科の2クラスは7割くらいの生徒がいない。それで『ノッティングヒルの恋人』を一緒に観た。男子生徒だけで観るのも、彼らの反応が面白く、それも含めて楽しめた。

 これでいいのか、と、考え込んでしまうのは、進学組。大志もなく、行けるところに推薦で行く。行けるところに行くから、勉強しない。進学ではない。ただ横すべりなのだ。もちろんそういう生徒はごくごく少数だけれど、これでいいのかしらんねえ。

 勉強ができるのは、集中できるのは学生時代だけだ。働きだすと、あれやこれやが多くて、なかなかできない。でも、だからこそ、働き出しての勉強は価値がある。何かを知りたい、できるようになりたい、何かを知った、できるようになった。それってすごく面白いことだと思うけれどナ。

|

« トム・ストッパード『ロックンロール』を読む | トップページ | 待て! 待てない! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 人生で一番勉強した時期:

« トム・ストッパード『ロックンロール』を読む | トップページ | 待て! 待てない! »