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『表に出ろい!』の制作過程を観る

 野田秀樹と中村勘三郎は共に55年うまれの55歳。その二人が共演する芝居の55日間に密着した記録を観た。

 勘三郎と野田の夫婦と娘の3人芝居。その娘役はオーディション。野田は最終選考に臨むにあたって、「台詞の汚れていない人」と言っていた。言われて始めて、そうだよな、と、感心してすぐにノートに書いた。

 普通は公開しない稽古場の映像が続いた。面白かった。読み合わせの段階で、野田の顔には汗が流れ、シャツは濡れていた。そういう読み合わせって、したことあったようなないような。

 立ちに入って、そこで何かが生まれたら繰り返し、採用するかどうかを決める。現場主義。これも共感できる。勘三郎が「歌舞伎って決まっているんだけれど、その通りにできるけれど、そのままやったら博物館だよね」と言った一言にも共感。

 野田と勘三郎、どちらか一方が走ると、もう一方が必ず応えていく。これも面白く、爽快だった。

 何かが生まれる、何かを生みだす稽古場にしたい。

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コメント

福岡の劇団ギガ時代の仲間が、今年野田地図に参加し、これを機に東京に進出するそうです(菊沢将憲)。
今の私には関係のない所での話しだし、観に行く予定もないけれど、その情報だけで、なんだかワクワクします。

山田も九州に留まらず活躍し、Wエンジンも凱旋ライブをしに帰ってくるし、私も日々頑張って生きよう!と思います。

投稿: あやの | 2010年9月21日 (火) 00時06分

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