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『ボビー・フィッシャーを探して』を観る

 朝方は強い風の中雪が舞っていた。ただ、庭の梅二本に蕾がつき、いくつかは白い花を咲かせている。寒さの中にも春の粒子が訪れ初めている。

 ボビー・フィッシャーは学生時代だったか、チェスの世界王者云々の記事を見た記憶がある。それだけで選んだ。

 松田優作が生きていれば、こんな感じになったのではないか。そう思わせる役者がいた。彼は主人公のチェスのコーチ役だが、いい味。

 チェスをとおしての子どもの成長。同時に親の成長でもある。最近、娘たちがそれぞれの世界をもち、以前のようにどこかに遊びに行くということがめっきり少なくなった。ぼくの人生の中で一番幸せな充実を味わったのは子育てだ。親に知識は要らない。子どもをよく見て、耳を傾けていれば、彼らが大切なことを教えてくれる。教えられながら、楽しむことができた。そんな昔を思い出した。

 いい映画。いい映画を観た後は、ちょっと心に余裕ができる。

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